診療科目
小児歯科、一般歯科、矯正歯科
院長
畑 弘子
歯科医師
畑 弘子・畑 真二
診療時間 日祝
09:30 – 12:30 ×
9:00 –
×
14:00 – 18:30 ×
– 16:30
×
  • ※◯:土曜日のみ午前は9:00 – 12:30、午後は14:00 – 16:30となります。
  • ※火曜・日曜・祝日は休診です。
  • ※受付時間は9:30 – 12:00、14:00 – 18:00です。受付は診療終了30分前となります。
  • ※予約優先となりますので、事前予約をお勧めします。

こどものむし歯の治療

ラバーダム

こどものむし歯の治療は、多くの場合、ラバーダムと呼ばれるゴムのマスクをして行います。

これは、

  • 歯を削るときに、舌や粘膜が傷つくのを防ぐ
  • 歯科治療で使う器具や、削りかすなどがのどの奥に落下するのを防ぐ
  • 詰め物をする時に唾液の侵入を防ぐことによって、詰め物と歯の接着を強固にする
  • 神経の治療をしている時に、唾液中の細菌の侵入を防ぐ

などの利点があり、唾液が多くて、長時間じっとしているのが苦手なこどもの治療を安全、確実に行うためにはなくてはならないものです。

一見すると苦しそうにみえますが、お口の中に水を溜められなくて、歯を削る時に苦しくて続けられない人や、いろいろな刺激で嘔吐しそうになる人や、鼻が詰まり気味の人など、むし、楽に治療ができます。成人の方でも、使った方が楽にできる場合もありますので、歯の治療の時にでる水が苦手という方は、申し出てください。

むし歯の予防

歯磨き指導

歯磨き指導

当院では、定期検診で来院したお子様に対してぶくぶくうがいのできる年齢に達したら、歯の汚れを染め出して、歯磨き指導を必ず行います。歯磨き指導を繰り返していくことで、歯磨きの必要性を意識化させるとともにスキルアップを図っていきます。

フッ化物の塗布

フッ化物は歯の質を強くします。生えて間もない歯は、十分な強さがありませんが、口の中のフッ化物などを取り込んで、丈夫な歯になっていきます。ですから、歯が生えて間もない時期にフッ化物を塗布することは、むし歯の予防効果を高めます。今では、多くのお子様が乳歯の時期にフッ化物塗布を受けています。しかし、将来ずっと使う永久歯のむし歯予防を考えると、永久歯が新たに生えてくる小学校から中学校にかけての時期にフッ化物塗布を定期的に受けるのが良いでしょう。

家庭でのフッ化物の利用

フッ化物には、歯磨き材、フッ化物ジェル、フッ化物うがい薬など、家庭で利用できる様々なタイプのものがあります。当院では、患者様のお口の状態や、し好、生活習慣などに応じて、家庭でのフッ化物利用法について、提案していきますので、お気軽にご相談ください。

シーラント

奥歯の溝の底は、歯ブラシだけでは十分に汚れを落とすことができず、むし歯の発生しやすい場所です。そこで、むし歯になる前に、溝をプラスチックの素材で埋めてしまう処置がシーラントです。奥歯が生えてきて、まだ、むし歯にならないうちに行います。

定期検診

乳歯や生えてきたばかりの永久歯はむし歯になりやすく、進行も早いのが特徴です。家庭で穴に気づいた時には、歯の神経にまで及ぶ深いむし歯になっていることがめずらしくありません。保育園や幼稚園、学校でも年に一度検診がありますが、決して十分な間隔とはいえません。また、集団検診の場で、歯と歯の間の軽度のむし歯を検知するのは難しく、最低でも1年に2〜3回は十分な明るさを備えた歯科医院の治療いすの上で、歯を十分に乾燥させて検診を受けることをお勧めします。

こどもの口のなかでは、乳歯から永久歯へと生え変わるダイナミックな変化が生じています。その時に、永久歯の生える位置や方向が適正でなかったりして、歯並びの不正を引き起こすこともあります。定期的にチェックを受けましょう。